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  • 2016.05.03 Tuesday
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  • by スポンサードリンク

評価:
川口マーン 惠美
平凡社
---
(2009-07)
Amazonランキング: 122238位

【内容紹介】

ドイツといえば、ビールやソーセージと思われがち。だけど、それだけじゃない!豚のすね肉をぐつぐつ茹でたアイスバイン、ビールのつまみにぴったりのブレッツェル、日本ではあまりお目にかかれない川魚料理、歯ごたえ絶妙の白アスパラ…。そう、ドイツはこんなに美味しい!シュトゥットガルト在住25年の作家が描く愉快な16話。
(「BOOK」データベースより)

「ドイツってご飯おいしくないでしょ」
これはよく言われますね。実際、私もじゃがいもとソーセージのイメージしか持っていませんでしたし。
実際は少し違う。正直、化学調味料や食品添加物まみれの(そうでないものもたくさんあるんですけどね!)日本の食事よりもよっぽどおいしいです!
私はまだ、ドイツでホワイトアスパラを食べたことがないのですが、著者がこの本や別の場で何度も熱弁を振るうこのホワイトアスパラを是非食べてみたいと思っています。来年の5月には必ずや・・・!!
こちらのホワイトアスパラ、鮮度が命のようで、朝採れの筍に例えられていたのは秀逸でした。
日本人は何かと「日持ち、日持ち」と言いますが、その土地でその土地のものを食べることが一番おいしく感じられ、至上の贅沢だと思います。何でもお取り寄せできたら面白くないのです。

ドイツという国は、もともと違う複数の国が集まってできた連邦共和国です。そのせいか、地方ごとに特色がまちまちです。
料理に関してももちろん同様で、プレッツェルをみんなが食べているわけではありません。
ビールだって数えきれないほどの種類があり、地方によって全然違うのです。
ですので、この本に書かれていることが、ドイツのどこででも見られる光景ではありません。
しかし、日本に住む私たちが思い描くステレオタイプのドイツの食事、とも違うはずです。

著者の川口マーン惠美さんは、料理もよくし、お酒も嗜まれる方のようで、こちらの本は食べておいしかったものだけではなく、おもてなしの仕方についてやビールやワインについても書かれています。また、自身の失敗談も自嘲ネタとして書かれており、なかなか面白いです。
ドイツ人に対して、少し辛口のコメントが入ったりもしますが、出来の悪い子どもを紹介するような愛ある弄りであると感じずにはいられません。
ドイツに興味のある方は是非読んでみてはいかがでしょうか?


JUGEMテーマ:エッセー・紀行文

評価:
川口マーン恵美
草思社
¥ 1,728
(2011-02-01)
Amazonランキング: 156495位

ドイツ在住28年、3児の母でもある著者が、ドイツでの日常生活から教育制度、「恥」「ラブホテル」といった項目まで、さまざまな日常生活の違いを独得の筆致で描いた興味津々の日独文化比較。
日独のはざまにハマって28年。買い物・教育・食生活・政治のあらゆる違いを体験し、ぼやき、提言する、比較文化エッセイ。

講談社の現代ビジネスに隔週で「シュトゥットガルト通信」を連載している川口マーン惠美氏の日独比較文化エッセイです。
もともと「シュトゥットガルト通信」を面白く読ませていただいていたので、もっと読みたい!という思いから購入。あっという間に読んでしまいました。
とても面白い文章を書く方で、独自の視点から見つめたドイツの生活や日本人の考え方のクセのようなものを見事に著しているいると思います。少し踏み込んだトピックにも斬り込んでいくので、私とは考えが違うなということも多々あるのですが、著者の人柄が出ているからか、それでも興味深く読めるエッセイです。

誰が言い出したのか、「ドイツ人と日本人は性格が似ている」とよく言われますが(私の周りではよく耳にします)、全然似ていないですよね!!本書を読んで、「あー、あるある!」と何度頷いたことか。
私が最も印象的だったのは、楽器を弾いて失敗した学生の「シャイセ!」というエピソード。「シャイセ!」というのは、「くそっ!」とか「ちぇっ」とかいう意味の言葉で(実際「ちぇっ」なんていう人いませんけど)、品のいい言葉ではありません。
楽器を弾いて失敗したときに出る「シャイセ!」は、日本人なら己の失敗を自ら叱責したり、鼓舞したりするように発するものだと思いますが、ドイツ人は違うんですねー。。今、失敗したのは私のせいじゃない!と。
これは、本当にドイツ人らしいエピソードだと思います。

この本はドイツでの生活について書かれていると同時に日本人論でもあります。
海外に住む日本人から見た日本人論。多少、過大評価しているのでは?と思うところもありますが、私たちが普段気にもとめないようなことがドイツでは新鮮なのかもしれません。
また、大きい人の心理、小さい人の心理については面白く読ませていただきました。
私自身、このテーマについて考えることがあります。
私の身長は161cmで、大人になった今でも少しずつ伸びています。日本人の女性としては平均より少し高い方ですが、背の高い友人たちといると、自分はなんてちんちくりんなんだろう。。と思います。ところが、別の友人たちといると途端に大女になったような気がしてきます。不思議でしょう?

ドイツ人が背が高いです。女の子でも170僂阿蕕ど當未砲△蠅泙后ここでは私は本当にちんちくりんで子供のよう。
そんなとき、150儖焚爾了笋陵Э佑燭舛ここにいたらどうだろう?などと考えます。
シュトゥットガルトはドイツの中でも南の方なので、縦にも横にも大きい人が多いのではないかな?そうなれば、また少し違った感覚でこちらの文章を書かれたのかもしれませんね。


JUGEMテーマ:エッセー・紀行文

評価:
ちきりん
大和書房
¥ 1,365
(2012-05-19)
Amazonランキング: 269位

  メディアで流れる世界のニュースは本当なんだろうか?私が今信じているこの価値観は世界でも通用するのか?自分のアタマでよーく考えてみよう。
(「BOOK」データベースより)

「世界はつながってしまった!」という帯のコピーにがっちり掴まれてしまいました。
ちきりん氏のブログは、以前からちょこちょこ拝読していたので、「おちゃらけ社会派」の氏が世界を歩いて何を考えたのか興味があり、購入。
はじめに で登場する「リプトンの紅茶」のエピソードから面白く読めたのですが、なんだか少し残念。全体的に「軽い」感じがしました。

ちきりん氏のブログは(今更私が説明するまでもないのですが)、所謂「社会派」なトピックをその独特の語り口でわかりやすく噛み砕いて書かれています。
今回、本書を読んで受けた印象は「社会派」というよりは、「旅エッセイ」といったイメージ。
とはいえ、現代の読者はもはや足を踏み入れることの出来ない旧ソビエト時代のモスクワや、メキシコでのデノミの現場に遭遇したエピソード、サファリやイースター島の記述など、大変興味深いものでした。

「世界を歩いて考えよう!」
その通りです。本書を読んで最も強く思ったことは、実際にこの地を踏んで風や気温、空気を感じたいということです。
旅行に行くときはいつも、空港の無機質な空間を出た途端に押し寄せる「現地の空気」を吸い込む瞬間、「あぁ、○○に来たんだなぁ」と実感します。「ここは、こんな空気か」と、噛みしめるのです。

この本を読むと旅に出たくなります。
旅好きの方は、是非。

評価:
黒川 伊保子
新潮社
¥ 380
(2006-02)
Amazonランキング: 11824位
Amazonおすすめ度:

男女の脳は仕組みが違う。だからものの感じ方も見方も違う。男が愛してると言えば、必ず君のもとに戻るという意味。でも女には、これからずっと最優先で君のことを考えると聞える。だから黙って夕食をすっぽかした夫に妻はひどく傷つき、ちゃんと帰ったのに非難された夫は戸惑う。最先端の脳科学とAI(人工知能)の知識を駆使して男女の機微を探るユニークな書。
(「BOOK」データベースより)
 

「私とこうしていて嬉しい?」
「私のどこが好き?」

あなたが女性なら、パートナーの男性にこういった類の言葉を投げつけていないだろうか。
聞いても仕方のないこと(相手にとってはかなり鬱陶しいこと)なのに何度も尋ねてしまうTHE 女性脳を持った女たち。幾度となく確認しては飴玉をなめ続けていたいという感覚に大変共感を覚えてしまった(笑)
ところが男性といったら、恋人(妻)のどこが好きかなんて特に考えてもいないのだから、適当な返事をしても女性を納得させられることなんてほとんど無理。
「もうっ!私のことが本当に好きなのっ!?」となる前に是非読んでもらいたい。


AI(人工知能)の研究に携わった著者が、男女の脳の構造の違いによって生まれるすれ違いをわかりやすく解説した本。
著者の身近な例を挙げて一つひとつの章がエッセイのように書かれているので大変読みやすい。
ただし、「脳科学」「AI(人工知能)」などのキーワードから科学的検証を踏まえた学術書を期待して読むと物足りなさを感じるかもしれない。
完全に「女性脳」で綴られているのも面白い。
文体に好き嫌いがはっきり表れるかと思うが、私はおちゃめでのほほんとしているこの文章は結構好きだ。自分の夫を「私の大好きな人」というのもセクシーでチャーミングだと思う。

息子さんのエピソードが微笑ましくて良い。
友人との電話のやりとりについてや化粧品のポスターの話、「ママはママの子どもだからおいらのことが好きなの?」と聞いたり、宇宙へ母親を連れて行けるか悩んでみたり…と挙げだしたらきりがないのだが、一番興味深かったのは4歳のころに描いた名画(迷画?)についてだ。
私自身は、典型的な女の子の描く絵を描いていた。周りの子の影響もあったのだけれど。
女性の読者ならわかると思う。画用紙の下のほうに地面を表す線を引いて、女の子やお花を描く、ああいった絵だ。
私たち女子がああいう絵を描いているころ、男の子たちはまったく違う絵を描いていたとは、男兄弟のいない私は初めて知った。
私は今まで子どもを生むなら女の子が欲しいと思っていたのだが、この本を読んで、やっぱり男の子もいいな。という気になった。

私の大好きなひともやはり超男性脳の持ち主で、私がこの本を読んで「???そんな訳はないだろう・・・」と思ったことを聞いてみると、ここに書かれてあるとおりの言葉が返ってきた。
まさに男女のすれ違い(笑)
自分はこうだから相手にも当てはまるといった考え方は脆くも崩れ去ってしまった…!
まぁ、このような男女は世の中に溢れかえるほどいるのだろう。

著者からのアドバイスは大変タメになった。
ここに記しておくのはもったいないので、是非ご自分で確かめていただきたい。

新潮文庫の100冊*2010*

評価:
中島 らも
集英社
¥ 460
(1992-07)
Amazonランキング: 285008位
Amazonおすすめ度:

 「恋は世界でいちばん美しい病気である。治療法はない」女子高生が一番いやらしいと断言できる訳について。結婚について。ご老人のセックス。いやらしいパパになる条件。清潔と身だしなみについて。親の心について。などなど。恋愛の至高の一瞬を封印して退屈な日常を生きる「恋愛至上主義者」中島らもの怒涛のエッセイ集。

(「BOOK」データベースより)


中島らものエッセイ集。
お馴染みのエッセイも然ることながら、本書に収録されている短編の『恋愛小説「恋するΩ病」』がなかなか面白い。
言っていることはメチャクチャだが、詩的で心地良い程度に切なさがある。
「病気なんだよ」
中島らもは、恋は世界で一番美しい病気なのだという。
そして、それは突然やってきて、それは二日酔いにも似ているという。

エッセイには、「その日の天使」のように心温まるいい話もあるのだけれど、私は「肌寒いパーティー」なんかが中島らもらしくて好きだ。
それから、幼い頃らもが「これは何?」と訊くと、「○○や」と答えるオチャメなお父さんのエピソードが好きだ。
全まず連(全国まずいもの連盟)の活動も興味深い。


恋のお悩みに中島らもがお答えする Q&A 怒涛の恋愛講座 も収録した怒涛のエッセイ集、1コインでおつりもきちゃう¥460で、どや!?(笑)

評価:
山崎 世美子
ソフトバンククリエイティブ
¥ 798
(2009-11-18)
Amazonランキング: 10796位
Amazonおすすめ度:

 日頃の言動や生活態度、コミュニケーション不足、そして浮気といった、さまざまな理由で女に捨てられてしまう男は多い。そんな悲劇を避けるべく、かつては探偵として活躍した百戦錬磨の恋愛・離婚カウンセラーのアドバイスに耳を傾けてみよう。幸せな男女関係を築くための第一歩を踏み出せるはずだ。「婚活」や「離活」が話題になる今だからこそ、男女そして夫婦のあり方を考えるために読んでおきたい一冊。
(「BOOK」データベースより)



目次

まえがき
第1章 女が男を捨てる時代!?
第2章 出会いの場で脱落してしまう男たち
第3章 同棲・結婚で直面する生活習慣の違いに気をつけろ
第4章 浮気は男女の絆を崩壊させる!
第5章 SEXには要注意
第6章 男女間のさまざまなトラブルは絶えないもの
第7章 男と女の良い関係のために
あとがき



誰がいつ離婚してもおかしくない時代。
以前は、経済力や子どもの問題で離婚に至ることが少なかったようですが、現在離婚の申し出は8割が女性からなのだとか。
離婚には相当のエネルギーが必要です。できれば離婚はしたくないもの。
捨てられる男にならないためにも、しょうもない男と結婚しないためにも、一読の価値はあると思います。

恋愛・離婚カウンセラーによって書かれた本なので、事例に多少偏りがあるかもしれませんが、読み物として面白く読めます。ただし、男性には少し厳しいかも。まず、女性のことは「女性」と書かれているのに、男性のことを「男」と書いているところに違和感を覚えました。
この本に登場する男性は極端な例が多いので、世の大多数の男性はそうそう当てはまらないと思います。しかし、小さなポイントポイントで当てはまることが少なくないのでは?
本書では、そういった細かい指摘がかなり手厳しく書かれています。
確かに悪いところを直すことや相手のことを慮ることは大切ですが、男性にだけそれを押し付けるのはどうかと思います。
男女お互いが少しずつ歩み寄ることで、より良い関係が築けるのではないでしょうか?

評価:
上野 千鶴子
河出書房新社
¥ 494
(1992-11)
Amazonランキング: 66238位
Amazonおすすめ度:


 ひとはどうしてパンティにこだわるのか?なぜ性器を隠すのか?女はどういう基準でパンティを選ぶのか?セックス・アピールかナルシシズムか?女と男のナルシシズムはどう違うのか?―女と男の非対称性に深く立ち入り、セクシュアリティの本質を下着の歴史を通してあざやかに描ききって大きな反響をひきおこした、セクシュアリティの文明史。
(「BOOK」データベースより)



序 女だけの王国
1 歴史―下着進化論
2 家族―下着と性器管理
3 現代―パンティはカジュアル化する
4 心理―鏡の国のナルシシズム
5 生理―性器を覆う絹のラップ


下着を軸に書かれたジェンダー論。
著者は有名なフェミニストだが、ジェンダー論だからといって構える必要はなく、目次からもおわかりのとおり、大変読みやすい内容になっている。
本書が単行本で発行されたのが1989年、20年も前に書かれたものなので、多少時代のズレを感じる箇所もあり、現代においてすべてには同意しかねるが、逆にそれがリアルに読める部分でもある。

また、歯切れの良い断定口調が読んでいて心地よい。
パンティについてあくまで真剣に向かい合っている文章は、ある種コミカルで思わず「クスッ」と笑ってしまう箇所も少なくない。
パンティの歴史から、母⇒妻による下着の管理、性の対象化された自己像など、妙に納得してしまう。

クリスマスも程近いこの時期、女性ファッション誌ではランジェリーの特集が組まれていたり、下着ショップでは、普段店頭であまり見かけないような商品が並んでいたりするものである。
男性諸君は、女性が下着に込めた思いをほんの少し汲んでみるのもいかがだろうか。


※なお、本書は参考資料としてイラストや写真資料が多く掲載されているため、通勤通学途中に読むには、多少の注意が必要である。

評価:
寺山 修司
角川書店
¥ 500
(2005-02)
Amazonランキング: 74567位
Amazonおすすめ度:

角川文庫の寺山シリーズは以前のカバーの方が断然良かった。
と思っているのは私だけじゃないハズ。。

少年に対して少女、青年に対して・・・「青女」という造語を軸に、結婚/性/旅行/家事/出産/化粧/情熱/らしさ/老後/おかね/愛され方という12の項目について、寺山独自切り口で語られ、それぞれに「なるほどね」と思わせられる部分がある。
その他に寺山修司による「女性論」総点検、岸田秀氏との対談「男にとっての性 女にとっての性」を収録。
「女性論」総点検は、批判も多い項なので別段読む必要もないように思われるが・・・。

小さい女の子に将来の夢は?と聞くとそのほとんどが「およめさん」と答えるという。しかし、「およめさん」でいられるのはたった1日でしかなく、その後は「およめさん」とはまた別のステイタスで生きていかなければならない。現代、すべての女性に当てはまるとは言いがたいが、30年も前に書かれたとは思えないほど現代的で、今でも充分読み応えのあるものになっている。
印象的だったのは、情熱・らしさ・老後。
特に老後については、実際にこれが書かれた当時よりも身近な問題として捉える青女が多いのではないだろうか。肝心の寺山自身は「老後」を体験せずに終わったので、ここに書かれてあることには憶測の域を出ないものもあるのだが。
それから、映画を見終わったときの感覚についても述べられているが、その感覚というのが男性と女性とでは異なるのだという。「物語」の捉え方の違いというのは大変興味深く、またこの項に限らず、考えるきっかけを与えてくれるエッセイである。
時折添えられているマザーグースの詞も面白い。



<目次>

第一章───結婚
第二章───性
第三章───旅行
第四章───家事
第五章───出産
第六章───化粧
第七章───情熱
第八章───らしさ
第九章───老後
第十章───幸福
第十一章──おかね
第十二章──愛され方
第十三章──「女性論」総点検
対談
岸田 秀VS寺山修司
「男にとっての性 女にとっての性」


評価:
中島 らも
新潮社
¥ 460
(2008-08-28)
Amazonおすすめ度:

関西が生んだ鬼才・中島らもの衝撃のデビュー作。


1980年代中期に当時コピーライターだった中島らもが雑誌「宝島」誌上で始めた2ページの新聞記事もどきのカネテツデリカフーズ広告「啓蒙かまぼこ新聞」。
冒頭にはその手書き企画書を掲載。
本編は、「てっちゃん、てっちゃん、かねてっちゃん」のCMソングでおなじみのてっちゃんとそのお父さんの漫画「微笑家族」、てっちゃん漫画「ご・ぼ・て・ん」、中島らも創作漫画、中島らもコラム集によって構成されている。
「微笑家族」は見開き2頁になっているが、左側に添えられたコラムもまた面白い。


てっちゃん漫画のシュールな魅力も然ることながら、しかし、注目すべきは、後編のコラム集であろう。
「あいうえお」の項はなどは、うっかり出先で読んでしまい、なんとも恥ずかしい思いをした。
他にも「ちくわ酒」や「セリフとサイフ」、「人を不快にさせる方法」、「フリソデオジサン」(おじいさんだったかな)など、一つひとつが読み応え抜群のコラム集となっている。
中には、映画を観る相手など時代に関係なく頷けるものも。
奇をてらうわけではない自然体のおかしみが、ゆったりと本全体に流れているような一冊である。
生活にメリハリをつけたい方は、是非、手にとってもらいたい。

そしてついでと言ってはなんだが、下のバナーをクリックしてもらえると大変ありがたい。

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評価:
岡田 光世
文藝春秋
¥ 520
(2008-01-10)
Amazonランキング: 18400位
Amazonおすすめ度:
この本は、単行本『ニューヨークがやさしい』を加筆し、文庫化したものです。
以前、ここで紹介した『ニューヨークのとけない魔法』の単行本版(『ニューヨークが紡いだ言葉』)より四年ほど前に書かれたエッセイで、各項ごとに岡田さん自らが撮影された写真が掲載されており、ニューヨークの雰囲気を存分に楽しめます。
文庫化された時期が前後してしまっている(『ニューヨークのとけない魔法』―2007/02)ので、このタイトルになったのでしょうか。

『ニューヨークのとけない魔法』の下敷きとなるような、日常の些細な(?)出来事を岡田さん独自の視点から描いたエッセイです。
とても優しいお話ばかりなので、ほっと一息つきたいときにおすすめです。
ただ、『ニューヨークのとけない魔法』と比べてしまうと、爽快感は少し劣ってしまうかもしれません。

文庫化にあたって添えられたあとがきや阿川佐和子さんによる解説もあたたかいエピソード満載でとても良かった。特に阿川さんの言う、ちょっとした「ジェラシー」。わかります。日本で生活していると忘れがちになる感覚。
私も英語が話せるようになりたい!
2冊とも、そう思わせてくれる作品です。

JUGEMテーマ:エッセー・紀行文



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