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  • 2016.05.03 Tuesday
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評価:
島内 景二
新潮社
¥ 735
(2008-10)
Amazonランキング: 20721位
Amazonおすすめ度:
先日も書きましたが、今年は源氏物語千年紀ということで、ジュンク堂さんの話題の本のコーナーにこんな本が並んでいました。
「源氏物語ものがたり」
藤原定家・四辻善成・一条兼良・宗祇・三条西実隆・細川幽斎・北村季吟・本居宣長・アーサー=ウェイリー
源氏物語そのものではなくて、源氏物語を愛した9人の人間のものがたりです。
・・・というと、なにやら堅苦しい本かと思われますが、決して難しい本ではありません。
それぞれの研究者たちの偉業をさらっと各章にまとめられていて、その文章も柔らかく、とても読みやすいです。
時代を追って書かれているので、千年後の今に伝わる「源氏物語」という物語がどのような遍歴を送ってきたのかが見渡せます。
きっと、この本の軸となっている源氏物語を読んでみたくなるのではないでしょうか。


 内容(「BOOK」データベースより)
いつ書き始められ、いつ書き終わったのかもわからない。作者の本名も生没年もわからない。それなのに、なぜ源氏物語は千年もの長きにわたって、読者を惹きつけてきたのか?本文を確定した藤原定家、モデルを突き止めた四辻善成、戦乱の時代に平和を願った宗祇、大衆化に成功した北村季吟、「もののあはれ」を発見した本居宣長…。源氏物語に取り憑かれて、その謎解きに挑んだ九人の男たちの「ものがたり」。


+++

「源氏物語」と聞くと、おおよその人は高校時代の古文の授業、あの退屈でツマラナイ、昔の言葉なんて今更勉強して何になるんだろう、という眠たい時間を思い出すのでしょうか。
残念なことです。
事実、私もあの時間はつまらなかった。
いづれの御時にか、女御更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなききはにはあらぬが、すぐれて時めきたまひけるありけり。。
伊勢物語や説話の方が面白かった。
きっと、話が短くて理解しやすかったのだと思います。
そして、受身な体勢でいて、自分から読もうとしていなかったのでしょう。
しかし、それでも源氏物語は魅力的です。
できることなら自分の力で読んでみたいと思うほど。
自分でもちゃんと読んでいないけれど、源氏物語は読み継がれなければならない物語だと思うのです。


この本は、目次が素敵です。
なにやら気になって早く読みたいと気持ちが急くのです。


[目次]
第1章 紫式部―すべては謎の覆面作者から始まった
第2章 藤原定家―やまと言葉の美しい本文を確定
第3章 四辻善成―古語の意味を解明し、モデルを特定
第4章 一条兼良―五百年に一人の天才による分類術
第5章 宗祇―乱世に流されず、平和な時代を作るために
第6章 三条西実隆―鑑賞の鋭さと深さで人間の心を見抜く
第7章 細川幽斎―源氏が描く理想の政道のあり方を実践
第8章 北村季吟―本文付きの画期的注釈書で大衆化に成功
第9章 本居宣長―先人の成果に異議を唱え、「もののあはれ」を発見
第10章 アーサー・ウェイリー―美しい英語訳で世界文学に押し上げる
おわりに 紫式部との対話



それぞれの章については、とても簡潔でわかりやすいものでした。
ただ、たとえ話が多くひとりよがりな印象を受けたので★★★☆☆。
そして、どうしても物足りなかった!
しかし、源氏物語導入としては充分な内容になっています。

  • 2016.05.03 Tuesday
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  • 11:04
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