一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2016.05.03 Tuesday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

評価:
太宰 治
集英社
¥ 270
(1990-11)
Amazonランキング: 6226位
Amazonおすすめ度:
貴方は太宰が好きですか?

太宰治の自伝であり、遺書でもある作品。
事実を大きくデフォルメし、出来事も前後しているが、太宰自身の経験をモチーフに描かれている。
凄まじい内容ではあるが、一般に言う「暗い」小説というわけではないのは、シリアスになれない太宰の悲しいお道化癖によるものかもしれない。
「恥の多い生涯を送ってきました」という手記の冒頭はあまりに有名。

誰が言ったか、太宰を読むのは「はしかのようなもの」だという名言がある。
十代のある時期、熱にとりつかれたように読みふけり、その作品の中に自分を見つけると自分だけが太宰に呼ばれたような気さえするのだが、しばらくすればケロリと忘れてしまっているのである。
大丈夫。若い時分に太宰を手に取ったひとは大抵そのようなものであると思う。(現に私もその一人であるし、そうでなければ上のような言葉も生まれないだろう。)
そのような経緯があるものだから、大人になって読み返すと、なにやら気恥ずかしさがこみ上げてくる人も少なくない。また、昔読んだときほどの衝撃はないといった感想もちらほら聞かれる。
だからといって読まなくてもよい本というわけでは決してなく、むしろ太宰(はしか)は十代のうちに済ませておいた方がよいと思う。

続きを読む >>

評価:
三島 由紀夫
新潮社
¥ 660
(1977-07)
Amazonランキング: 7760位
Amazonおすすめ度:
★★★★★


「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」
「ええ。どういう形でか、それはまだわかりませんけれど。私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海がはじまるのは仕方がございませんわ」

三島自身も、
「私は『豊饒の海』を四巻に構成し、第一巻『春の雪』は王朝風の恋愛小説で、いはば『たわやめぶり』、あるひは『和魂』(にぎみたま)の小説、第二巻・・・(以下略)」
としている。文体もシリーズ全4巻の中で最もゆったりとしており、「王朝風」に重ねられた比喩表現が印象的。そして、まるで目で見た映像をそのまま文字として書き写したかのような緻密な文章で紡ぎ出された作品。
ストーリーは「天人五衰」の終末まで続き、この巻には無駄のない伏線が張られている。

「豊饒の海」を読破した後、再度読み返してみると利己的な「清様」も違って映るものと思います。
JUGEMテーマ:三島由紀夫



PR

Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>

Einkaufen★☆

◆Blog Ranking◆

ランキング登録中です☆
↓↓のバナーを押してもらえると
嬉しいです♪(*゜∀゜*)ノシ


ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ Twitterボタン
Twitterブログパーツ

◆Blog Pet◆

◆広告◆

Archive

Recommend

Recommend

Recommend

Recommend

Recommend

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • ◆あの頃の誰か◆
    藍色
  • ◆そうだったのか!日本現代史◆
    Ashalynn
  • ◆マッチポンプ売りの少女〜童話が教える本当に怖いお金のこと〜◆
    Ashalynn
  • ◆マッチポンプ売りの少女〜童話が教える本当に怖いお金のこと〜◆
    マネー・ヘッタ・チャン
  • ◆そうだったのか!日本現代史◆
    Adansonian
  • ◆ニューヨークのとけない魔法◆
    あしゅ
  • ◆ニューヨークのとけない魔法◆
  • ◆ニューヨークのとけない魔法◆
  • ◆出逢いの大学◆
    あしゅ
  • ◆出逢いの大学◆
    千葉智之

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM