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  • 2016.05.03 Tuesday
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  • by スポンサードリンク

 ゴッホ研究の第一者である著者が、初めて初心者向けに書き下ろした濃密な入門書登場!必ず押さえておきたいゴッホの代表作をカラーで紹介し、その絵の魅力と描かれた背景、そして彼自身と彼を支えた人々の想いを、ゴッホの多くの資料を繙きながら詳しくかつ簡潔に解説。さまざまな伝説が一人歩きするゴッホだが、本当は何を見て、何を感じ、何を表現しようとしていたのか…。彼の気持ちもじっくり味わえる永久保存版の1冊。







しばらく何も紹介できていませんでした。
また少しずつ記事にしていけたら、と思います。


先日、といってももうだいぶ経ちますが、『没後120年 ゴッホ展−こうして私はゴッホになった』を観に行きました。平日でしたが、節分ということもあり(太宰府天満宮では節分の催し事が行われていました)、なかなかの盛況ぶりでした。人が多いということは、そうそうじっくりとは観られないのですが、それでも満足のいく内容で、美術鑑賞初心者の私にもわかりやすく、興味深いものでした。
そこですっかりインスパイアされ、購入した本がこちら。

恥ずかしながらゴッホ(に限らずそういった画家・彫刻家全般)については全くと言っていいほど知識がないのですが、やはりゴッホ展で実際に作品を見、その略歴などが頭に入っていたからか、大変面白く読めました。

今も昔も、生きるのが難しいタイプの人間がいます。
フィンセント・ファン・ゴッホは正にそういったタイプの王道を行った人物でした。
何をやってもうまくいかず、金銭的にも精神的にも弟テオに頼りきり。
浮世絵を通して日本に憧れ、南仏アルルに未だ見ぬ「日本」を重ね合わせ、理想を掲げ、アルルでの共同生活を試みるもゴーギャンと衝突、かの有名な耳切り事件を起こす。
その後は、転々としながら絵を描き続けるが、弟の重荷になっているのではないかと不安になり自害。
37歳という短い生涯を閉じる。

画家になろうと決意したのが27歳というのだから、随分遅咲きの天才と言えます。
また、拳銃自殺を図り死去したのが37歳。画家として活動したのはわずか10年、その人生の1/4余りであったのですから、彼が後世に残した作品の数々やそのインパクトといったら大変なものでしょう。





本書は、時系列を追う形で、ファン・ゴッホが何を見、何を考え、製作に取り掛かったのか、ポイントを押さえながら丁寧に書かれています。
また、ときには辛辣と言っていいほど客観的な見方で解説されており、思わず「ふふっ」と笑いを誘う箇所もあります。それは決して批判している訳ではなく、むしろ愛を以って書かれたような文章で。
読み手は、気難しくて気まぐれで、自分勝手なくせに傷つきやすい、けれどどこか突き放すことのできない愛すべきファン・ゴッホという人物を確認することになるでしょう。

途中、何枚かの絵がカラーページで紹介されています。
モノクロのページにも作品が載せられていますが、やはりカラー印刷でないとゴッホの色彩を体感することは出来ませんから、これらのページはとても嬉しいものです。
個人的には、療養中、弟テオの子どもの為に描いた「アーモンドの花」の絵が素晴らしかった!あの突如開かれたような明るい絵は、画家自身の心のもやが晴れたようなそんな印象さえ受けました。

文庫ということもあり、ファン・ゴッホ入門にはとても良いと思います。
このシリーズ、是非他の画家のものも読んでみたいです。



評価:
桐野 夏生
新潮社
¥ 580
(2010-04-24)
Amazonランキング: 985位
Amazonおすすめ度:

 清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える―。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世紀。谷崎潤一郎賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)



映画も話題になっている「東京島」の原作小説。
アナタハン島事件をモデルに書かれた創作で、谷崎潤一郎賞も受賞しているということからもう少しリアルでグロテスクな内容が描かれているのかと思ったが、主人公・清子の行動や、「東京島」の住民の発狂の様子など、ほとんどコメディ。

物語は無人島に漂着した5年ほど後から始まっており、既に「女王」というような存在感はない。
映画では木村多恵が演じているので、美人なのかと思いきやそうでもない。いや、むしろこの無人島「東京島」で一番太っている「白い豚」である。
「東京島」の住民たちは、「オダイバ」「シブヤ」「チョーフ」など自分たちで勝手に名前をつけ、好きなところに気の合った者と住んでいる。
もはや脱出を試みることもなく、救出されることも半分諦めているトウキョウの者たちとは違い、ホンコン(後に漂着した中国人たち)は生活能力に長け、精力的であった。
清子は、トウキョウを裏切り、ホンコンたちと島を脱出しようとするが海流で島へ押し流されてしまう。
そこから、夫・隆の日誌を軸に東京島での過去・現在の出来事が描かれているのである。

結末は、賛否両論あるようだが、個人的には「アリ」だと思う。
ものすごいエネルギー溢れた作品であり、読後感はなんともいえないものが残る。
また、途中、清子のご都合主義や島民のバカバカしさに、ふっと笑いがこぼれることもあると思う。
興味がある方は読んで見られたらどうか。
ただし、万人に薦められる作品ではないことは明言しておく。

評価:
安野 モヨコ
文藝春秋
¥ 660
(2009-10-09)
Amazonランキング: 55934位
Amazonおすすめ度:

賛否両論あるようですが、読んでみて純粋に面白かったので紹介します。

主人公 花沢のこは、太っていて、自分に自信がない地味なOL。社内では、デブだのブスだのと心無い言葉をあびせられ、美人の同僚たちと上辺だけでは付き合っているものの内心はバカにされている。
ストレスがあるとドカ食いし、さらに太る、という悪循環を繰り返しているが、8年つきあっているイケメンの彼氏・斉藤君の存在がのこの支えとなっている。


「リアルなダイエットコミック」と紹介されていたのですが、ストーリーは突飛で、どこがリアルなのだろう・・・?と思いながら読みました。
最後まで読でみると、実にリアル!
何がリアルかというと、登場人物の性格や考え方です。
自分に自信がない故に、彼氏や同僚に強く言えない主人公。特に彼氏には、嫌われてしまうんじゃないかと何でも許す女になってしまう。。「痩せたら幸せになれる!」と強く信じて過食嘔吐ダイエットの道を邁進するも、痩せた姿は彼の心には響かない。
また、デブが嫌いで醜いものをいじめることによって快感を得たり、おとなしくて文句を言ってこない恋人を前に、自分の価値を見出し安心したり、世間に上手く馴染めないことを自分が悪いのではなく世界が悪いと考え、妄想の世界を生きたり。。
どれも極端ではあると思うけれど、特別「歪んでいる」「病んでいる」というほどでもないと思います。(だから怖い!)

この漫画は、太っているからどうこうとか、痩せているからどうこうとか、そういったことが描かれているのではないし、「結局中身が大事」と簡単に結論付けられるような単純なものでもないと思います。
子どもの頃から太っていることで自信がない自分を蓄積してしまって、痩せても何も変わらない(むしろ勘違いしている)。すっかりデブ体質(「心がデブ」)が染み付いてしまっている。
痩せるのも太るのも自分。自分に合ったスタイルを生きるのがいいと思える作品。

評価:
東野 圭吾
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 630
(2010-07-24)
Amazonランキング: 99位
Amazonおすすめ度:

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。
(「BOOK」データベースより)



自らバカだと思いながらも秋葉との関係に嵌っていく主人公。
クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー・・・恋人たちのイベントの日に家を出て愛人に会おうとアリバイ工作をする姿はあまりにも滑稽。
ついには離婚まで口に出す始末・・・。
そして、彼女は15年前に起きた殺人事件の容疑者だった。

人気作家の不倫×ミステリー小説 ということで、読み応えはバッチリ。
また、主人公の心情描写が素晴らしく、不倫をしている男性の心情とはこういったものなのかな。という気にしてくれる。
主人公の目線から語られており、自分の狡さや強かさを認めながら苦悩する様子が特にリアルに伝わった。
その分、ラストはあっけなかったように思う。二人の関係から、途中で気づいてしまう読者も多いのではないだろうか。

大変残念だったのは、いくら一人称語りの小説であるとはいえ、40手前の大人が、紹介されて連れて行かれたバーのマスターを「バーテン」呼ばわりしていたこと。それも年配のバーテンダーを、だ。
もし、作家が「バーテン」が正式名称、もしくはまかり通った略称だと思っているのであれば、そのうちサラリーマンのことを「リーマン」、フライトアテンダントのことを「スッチー」などと表現した小説が出版される日も近いかもしれなく、嘆かわしい限りである。


JUGEMテーマ:東野圭吾
 

評価:
池上 彰
集英社
¥ 760
(2007-03-20)
Amazonランキング: 255位
Amazonおすすめ度:

 民族紛争によるテロ事件、混迷をきわめるパレスチナ問題、北朝鮮問題など、日々世界中から伝わってくるニュースの背後には、事件に至るまでの歴史がある。そして、その少し前の歴史を知っていれば、ニュースが鮮明になり、世界が読めてくる。「知らない」ではすまされない現代史の基礎知識を、ジャーナリスト池上彰がわかりやすく解説する、現代史入門の決定版。最新情報を加筆し、ついに文庫化。
(「BOOK」データベースより)



大人の「今さら聞けない」に応えてくれる本。
恥ずかしながら私も、「ベルリンの壁は東西ドイツの国境にある」と思っていました。
そのベルリンの壁が崩壊したのは、私が小学生の頃。
当時仲の良かった同級生がお父さんの仕事の都合で1年間西ドイツへ行っていて、まさに歴史が動いた現場に居合わせたという経験を羨ましく思ったのを覚えています。
日本に帰ってきた友人はベルリンの壁の破片を見せてくれました。落書きされている西側の壁でした。
当時からベルリンは国境の街であると思い込んでいましたので、なぜベルリンに隣接した町には壁がないのか疑問でした。地図を見れば済むことなのですが、その手間を惜しんだためにこのような恥ずかしい勘違いを抱えたまま大人になってしまったんですね。

本書は、写真や図解、コラムなどで大変わかりやすい説明がされています。
先に述べたベルリンの壁の構造も掲載されていて面白い!
世界現代史入門篇といった感じなので、短い章の中でコンパクトに大事な部分がまとめられているのも良いです。
また、そこから興味を持ったら、さらに調べやすいように巻末に文献紹介もあります。


少し要望を言うと、もっと地図を載せて欲しかったです。
地理が覚束ないとピンとこなかったりするので、地図があるとより理解しやすいと思います。
特に最終章の旧ユーゴスラビアは、日本人に馴染み深い土地とは言えず、やはり地図や民族・宗教の関係などを図表で表してもらえたら更にわかりやすかったです。


目次
・冷戦が終わって起きた「湾岸戦争」
・冷戦が始まった
・ドイツが東西に分割された
・ソ連国内で信じられないことがスターリン批判
・中国と台湾はなぜ対立する?
・同じ民族が殺し合った朝鮮戦争
・イスラエルが生まれ、戦争が始まった
・世界は核戦争の縁に立ったキューバ危機
・「文化大革命」という壮大な権力闘争
・アジアの泥沼ベトナム戦争
・ポルポトという悪夢
・「ソ連」という国がなくなった
・「電波」が国境を越えた!「ベルリンの壁」崩壊
・天安門広場が血に染まった
・お金が「商品」になった
・石油が「武器」になった
・「ひとつのヨーロッパ」への夢
・冷戦が終わって始まった戦争 旧ユーゴ紛争

評価:
乙一
集英社
¥ 440
(2000-05-19)
Amazonランキング: 5504位
Amazonおすすめ度:

あの夏、私は殺された。 

9歳の夏休み、わたしは仲良しの弥生ちゃんに木の上から突き落とされて死んだ。その死体を隠そうとする兄妹の悪夢のような日々。のどかな田園地帯に起きた事件を、死体のわたしが語る驚愕の新感覚ホラー。早熟な才能、乙一のデビュー作



著者が16歳で執筆したデビュー作。
タイトルからして一風変わった印象を与えるが、設定も面白い。
何を隠そう主人公は死体なのだ。それも冒頭で友達に殺された「私」の死体。
これは斬新である。

今年のナツイチにあったので、なんとなく手にとってみた作品。
16歳の頃の作品ということもあり、あまり期待はせずに読み始めたのだが、意外に面白く一気に読んでしまった。
小学生の兄弟が死体を隠す、という現実には起こりえなそうな内容で、隠す⇒見つかりそうになる⇒移動させまた隠すの繰り返しなのだが、描写が上手いので先が気になり、頁を繰る手が止まらない。
少し昔の、所謂「日本の田舎」が舞台で、実際そのようなところに住んでいたことがなくても情景が思い浮かび、物語全体に漂う生暖かい不気味な雰囲気はとても高校生によって書かれたものとは思えない。
ナツイチ選出ということもあり、中高生の夏休みの読書向きの一冊。


同時収録されている「優子」も短編ながら読み応えのある作品。
目新しいストーリーではないが、狂気と錯覚の渦巻く小さなホラー小説。
幽霊や怨霊よりも恐ろしいものが人間に宿っていることを改めて感じた。

集英社 ナツイチ*2010*

評価:
黒川 伊保子
新潮社
¥ 380
(2006-02)
Amazonランキング: 11824位
Amazonおすすめ度:

男女の脳は仕組みが違う。だからものの感じ方も見方も違う。男が愛してると言えば、必ず君のもとに戻るという意味。でも女には、これからずっと最優先で君のことを考えると聞える。だから黙って夕食をすっぽかした夫に妻はひどく傷つき、ちゃんと帰ったのに非難された夫は戸惑う。最先端の脳科学とAI(人工知能)の知識を駆使して男女の機微を探るユニークな書。
(「BOOK」データベースより)
 

「私とこうしていて嬉しい?」
「私のどこが好き?」

あなたが女性なら、パートナーの男性にこういった類の言葉を投げつけていないだろうか。
聞いても仕方のないこと(相手にとってはかなり鬱陶しいこと)なのに何度も尋ねてしまうTHE 女性脳を持った女たち。幾度となく確認しては飴玉をなめ続けていたいという感覚に大変共感を覚えてしまった(笑)
ところが男性といったら、恋人(妻)のどこが好きかなんて特に考えてもいないのだから、適当な返事をしても女性を納得させられることなんてほとんど無理。
「もうっ!私のことが本当に好きなのっ!?」となる前に是非読んでもらいたい。


AI(人工知能)の研究に携わった著者が、男女の脳の構造の違いによって生まれるすれ違いをわかりやすく解説した本。
著者の身近な例を挙げて一つひとつの章がエッセイのように書かれているので大変読みやすい。
ただし、「脳科学」「AI(人工知能)」などのキーワードから科学的検証を踏まえた学術書を期待して読むと物足りなさを感じるかもしれない。
完全に「女性脳」で綴られているのも面白い。
文体に好き嫌いがはっきり表れるかと思うが、私はおちゃめでのほほんとしているこの文章は結構好きだ。自分の夫を「私の大好きな人」というのもセクシーでチャーミングだと思う。

息子さんのエピソードが微笑ましくて良い。
友人との電話のやりとりについてや化粧品のポスターの話、「ママはママの子どもだからおいらのことが好きなの?」と聞いたり、宇宙へ母親を連れて行けるか悩んでみたり…と挙げだしたらきりがないのだが、一番興味深かったのは4歳のころに描いた名画(迷画?)についてだ。
私自身は、典型的な女の子の描く絵を描いていた。周りの子の影響もあったのだけれど。
女性の読者ならわかると思う。画用紙の下のほうに地面を表す線を引いて、女の子やお花を描く、ああいった絵だ。
私たち女子がああいう絵を描いているころ、男の子たちはまったく違う絵を描いていたとは、男兄弟のいない私は初めて知った。
私は今まで子どもを生むなら女の子が欲しいと思っていたのだが、この本を読んで、やっぱり男の子もいいな。という気になった。

私の大好きなひともやはり超男性脳の持ち主で、私がこの本を読んで「???そんな訳はないだろう・・・」と思ったことを聞いてみると、ここに書かれてあるとおりの言葉が返ってきた。
まさに男女のすれ違い(笑)
自分はこうだから相手にも当てはまるといった考え方は脆くも崩れ去ってしまった…!
まぁ、このような男女は世の中に溢れかえるほどいるのだろう。

著者からのアドバイスは大変タメになった。
ここに記しておくのはもったいないので、是非ご自分で確かめていただきたい。

新潮文庫の100冊*2010*

評価:
唯川 恵
集英社
¥ 470
(1995-06-20)
Amazonランキング: 58661位
Amazonおすすめ度:

 まるで「さよなら」をするために恋をするような…ちょっとせつなくて、心に痛い五つのラブ・ストーリー。―約束の時間から一時間。彼はきっと来ない、来るわけがない。恋はいつしか壊れていくもの―終わった恋にエンド・マークを打つために勇気をふるって、一歩を踏みだした女の子たち。そして、それは新しい恋の始まり…五つの恋が壊れていくありさまを描く恋愛小説集。
(「BOOK」データベースより)



筆者あとがきに、

私はこの本を、どこかひねくれていて、疑い深く、臆病で、自意識が強く、自己分析が好きで、ささやかなプライドにいつも縛られ、男の人の前で女らしく振る舞うことに抵抗があり、たまに褒められると怒った顔をしてしまい、お喋りが過ぎた夜は自己嫌悪で眠れなくなり、さよならを言われてすがることも出来ずそれでいて諦めることも出来ず、もう恋なんて二度とごめんと言いながらやっぱりまた恋をしてしまう、そんな女性たちに捧げます。

とあります。
知人が読んでいて興味を持ち、上の一文で迷わず手に取った作品。
そう、私は、「どこかひねくれていて、疑い深く、臆病で、自意識が強く、自己分析が好きで、ささやかなプライドにいつも縛られ、男の人の前で女らしく振る舞うことに抵抗があり、たまに褒められると怒った顔をしてしまい、お喋りが過ぎた夜は自己嫌悪で眠れなくなり、さよならを言われてすがることも出来ずそれでいて諦めることも出来ず、もう恋なんて二度とごめんと言いながらやっぱりまた恋をしてしまう、そんな女性」なのです。

タイトルからもわかるように、「さよなら」をテーマにした5つの恋愛短編集。
だいぶ前に書かれた作品なので、現代の感覚とは合わない箇所があるかもしれませんが、人の感情は変わりません。

恋はふたりの意志で始まる。(中略)けれど、終わりの意志は片方でいい。どちらかが終わったと思った時に、恋はすでに終わっている。
(「さよならの向こう側」より抜粋)


短編なので、移動時間などにさらりと読めます。
さよならをするのに、そんなに時間はいらないということかもしれません。
この本に出てくる主人公たちは、少し垢抜けない印象です。女の子は綺麗になって然るべきだと思うので、最後のお話が良かったです。
そして、主人公の周りの友人たちがキラキラしていて、彼女たちから元気がもらえます。
私ももっと精力的に動きたい!そのように思わせてくれる作品。

雨の日の読書に、どうぞ。

評価:
---
ジェイティビィパブリッシング
¥ 840
(2008-10-01)
Amazonランキング: 9875位
Amazonおすすめ度:

評価:
---
昭文社
¥ 945
(2007-03)
Amazonランキング: 346838位
Amazonおすすめ度:

評価:
---
昭文社
¥ 840
(2009-03-20)
Amazonランキング: 17760位
Amazonおすすめ度:

 数年ぶりの京都。
今回は、京都市内から少し足を伸ばして、サントリー山崎蒸留所を見学してきました。
ウイスキーの造り方について簡単に説明があり、ガイドさんに案内されてその工程を見て回るのですが、見学後に試飲タイムがありますので、電車で行くのをおすすめします。
中に入るとすぐに発酵した匂いがふわっと立ち込め、足を進めて行くうちに華やかな香りに変わっていきます。
最後に見る樽を寝かせている部屋は、空気中にアルコールが溶け出しているような具合で、苦手な方は気分が悪くなってしまうかも。私が訪れた日が、雨の日だったので余計そう感じたのかもしれませんが。。



試飲コーナーでは、山崎のほかに白州も紹介してもらえました。
未成年者やハンドルキーパーのために、山崎の天然水やサントリーのソフトドリンクも用意されています。
見学コースはここで終了。その後は、お土産を見たり、ウイスキーライブラリーを見たりできます。


アクセス
●JR京都駅〜JR山崎駅(約15分)
●阪急河原町駅〜阪急大山崎駅(約25分)

※JRの方が近いです。
 駐車場収容台数:乗用車8台 大型バス5台



*****************

旅行のお供は小さい方がよい。
大判の本はゆっくり眺めるのには向いているが、実際持って歩くとなるとかさばるし、いざ取り出す際にも扱いづらい。
今回お世話になったのはタビリエ。神社・仏閣には立ち寄れる時間がなかったが、掲載されている食事処がコテコテすぎず、外し過ぎず、また内容も充実した情報量だがうるさすぎない、という絶妙なバランスが決め手となりこちらを選択。
表紙がシンプルで「いかにも観光客!!」といった雰囲気でないのもよい。
地図も切り離し、行きたいポイントを直接書き込んで使用したが、使い勝手も大変良かった。(なにせ、この私が道に迷わず辿り着けたのだから間違いない)巻末にも詳細が載った地図がついているので、そちらと併用するとさらにわかりやすい。

夕食は、こちらに掲載されているイタリアンのお店を利用してみた。
ガイドや雑誌に載っているところというのは、ほとんど観光名所のようなイメージが強かったのだが、こぢんまりとしながらもおいしいものを出してくれるいいお店で、特に水茄子と生ハムのカルパッチョは絶品!水茄子がどこで手に入るのか訊いてしまったほどだ。


京都はやはり日本一の観光地で、大きな書店の国内旅行コーナーをちょっと覗いてみるとお分かりだと思うが、旅行ガイドも山のように出版されている。
「さすが京都!情報量が多いのは嬉しいことだ」と感心するも、購入する側としては、この中から自分にとってベストの1冊(乃至2冊)を選ばなくてはならない。
これだけ情報量が多いと、それらをパラパラッと開いてみればみるほど、どの本を買っていいやらサッパリわからなくなってくるのだ。

旅行ガイドというのは決してどれを買っても同じということはない。そして地味にお金がかかるものである。1冊であれば¥1000前後で済むのだが、気が大きくなり、あれもこれもと2冊、3冊と買ってしまうと、肝心の旅行前に余計な(?)出費がかさんでしまう。
だからこそ選ぶポイントを明確に絞っておいた方がよい。
というのも、本当に色々なガイドブックが出ており、昔からあるオーソドックスなものから観光名所や散策路が重点的に載っているものや食事に重きをおいているもの、お土産などのショッピング情報が豊富なもの、手書きの地図のようなものなど様々だ。
私個人のポイントは(今回の分でいうと)、冒頭にも述べたようにまずはサイズ。それから、なるべく満遍なく載っているもので(細かくなくてよい)、食事やスイーツ、買い物の情報が多めのもの。そして、物足りない、と思わせない情報量。この3点である。

このタビリエシリーズは、以前から利用しており、【神戸】と【東京】が家にあるハズである。
たびまる京都は初版を持っているが、この2冊はオススメ。
あとは、手にとって見てみる。これしかない。
良い旅を。

評価:
オムニバス,マーク・ホッパス with ピート・ウェンツ,プレイン・ホワイト・ティーズ,ケルリ,フランツ・フェルディナンド,モーション・シティ・サウンドトラック,ウルフマザー,グレイス・ポッター・アンド・ザ・ノクターナルズ,ネヴァー・シャウト・ネヴァー,ファミリー・フォース5,ヴァローラ
AMC
¥ 1,953
(2010-04-14)
Amazonランキング: 839位
Amazonおすすめ度:

評価:
キャスリーン・ボーモント,エド・ウィン,ジェリー・コロンナ,リチャード・ヘイデン,スターリング・ハロウェイ,ウォルト・ディズニー,ルイス・キャロル
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
---
(2004-07-09)
Amazonランキング: 52075位
Amazonおすすめ度:

評価:
ルイス キャロル
新潮社
¥ 500
(1994-03)
Amazonランキング: 4156位
Amazonおすすめ度:

 
19歳になったアリスが、服を着た白うさぎを追いかけて再び”ワンダーランド”へ。
大人になったアリスは、幼い日に訪れたことを忘れ、全て夢の中の出来事であると思い込んでいるが、残忍な赤の女王によって統治されたアンダーランドで、マッド・ハッターや白の女王は、預言の書に記されたフラブジャスの日にジャバウォッキーと戦う戦士を待ち望んでいた。




6歳のころからずっと同じ夢を見続けているアリス。
婚約披露パーティーの途中で、時間を気にしながら走っていく服を着た白うさぎを見つけ、「ウサギ穴」に落ちてしまう。
昔のアリスとは「ほとんど違う」大人になったアリスは、大人になった観客ではなかっただろうか。(事実、昔読んだ「不思議の国のアリス」の物語がうろ覚えだった方も少なくないと思う)
”ワンダーランド”での出来事は、全て預言の書に書かれているが、白の女王の自分で決めていいという言葉でアリスの成長が表れている。

父親の名前が「チャールズ」だったのは、この映画のフィクションだったのかはわからないが、原作者
ルイス・キャロルの本名でありニクイ演出である。
一説によると、聖書の次に世界中で読まれているという「不思議の国のアリス」を今一度読み返してみてはいかがだろうか。


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